サッカーそのほか

2013年1月19日 (土)

2012/12/27 2012/2013 Hyundai A-league 13th leg

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Aリーグの観戦自体は5年ぶり3回目となります。
過去にはシドニーとブリスベンでそれぞれ1回ずつ観戦しまして、それなりの盛り上がりを体感して印象もとてもよくて。

本来なら4つのクラブが集中するシドニー近郊でハシゴ観戦でもしたいと考えるのが過去の傾向でしたが、今回は所縁あるプレーヤーが所属するという理由も後押しして、パースで観戦することに。

今回の会場はいつものホームスタジアムとは異なるパターソン・スタジアムというオージーフットボールのグラウンド。楕円形のグラウンドに対して、やや東寄りにピッチを配置するレイアウト。

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これによりピッチに近い東側スタンドにホームサポーターエリアを設定することで、ホーム有利の環境を作り出せるだけでなく、スタンドがつくる日陰部分で試合前のウォームアップができるようにしているという一石二鳥な感じ。

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アウェーのサポーターも10人程度が意気軒昂にチャントを唄いながら入場。ちなみにシドニーからパースまでは国内移動とはいえ飛行機で5時間もかかるとのこと。距離でいえば3000km以上も離れており、これは大阪を起点にするとハノイ(ベトナム)までの距離に相当する。

しかも時差は3時間あり、ただでさえ週2試合ペースになる年末年始だと選手にかかる負担もかなりのものになることは想像に難くない。東海岸のチームにとってはパースのアウェーは別格の扱いだろうし、逆にパースにとってはアウェーゲームはほとんど海外遠征のようなものなのかと。

実際に当初は出場が予想されていた小野伸二選手がメンバー入りしていなかった理由もこのあたりと思われ、年末年始の休みを利用してパースを訪れていた日本のサッカーファン(実際に何組も来ていてびっくり)にとってはちょっと残念な結果になってしまったかもしれない。

そしてバンコク、ジャカルタ、シンガポールなどの東南アジアの大都市を起点にしてシドニー、パースまでの距離を比較すると実はシドニーのほうが2000kmほど遠いということも教えてもらう。

このあたりはパースに来ないとわからない話なのですごく勉強になったというか。それだけ地理的な感覚が狂いまくる場所がパースという街なのかもしれません(苦笑)。

そんな話を近くに座ったおっちゃんとダラダラとしながら試合開始を待つ。

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試合開始前にはこれでもかとばかりにピッチに散水が行われる。昼間の日射しの強さと気温を考えれば無理もなく。しかしこれだけの逆光ならば試合も見にくいし写真も撮りにくいので、もうその辺は割り切ることにして。

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割り切った結果、このように美しい写真が撮れたりもする。もはや奇跡w

【Perth Glory×West Sydney Wanderers 18:45Kick Off】

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パースは4-2-3-1の陣形で1トップには(9)シュメルツ(ニュージーランド代表)を配し、ケガ明けで第2節以来の試合出場となる(12)永井龍は2列目の左サイドで出場。戦術的には(10)ミラー(元アイルランド代表)を起点に前線へ広く展開する感じで、序盤はホームの利を生かし幾度となくパースがチャンスを量産する。ただしウェストシドニーも素早いカウンターで反撃するなど、互いの守備陣の動きの悪さも手伝いめまぐるしい展開に。

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そんな中先制したのはアウェーのウェストシドニー。左45度から(7)が落ち着いて決める。この失点を境にしてパースの動きが少しずつ鈍くなり、前線への展開が思うようにいかなくなる。

後半以降もしばらくこの展開が続いたものの、何人かのメンバーチェンジを経て残り10分あたりからパースが猛反撃。しばらくは存在感が薄かった攻撃陣も息を吹き返し、終盤にようやくチャンスをモノにする。

左サイドでボールを受けた(12)永井がゴールラインのギリギリまでボールを持ち込み、左足でファーサイドにクロスをあげたところを(6)ワードがボレーで合わせバーに当てながらもゴールを割る殊勲の同点弾。

ホームの後押しを受けてイケイケで攻めるパースでしたが、あと一歩及ばず結果はドロー。ともに上位進出の足がかりにしたいところで引き分けになったのは正直痛かったかもしれないけど、結果としてはターンオーバーでやりくりする中でバックアッパーの選手が十分な働きを見せられたあたりは収穫が大きかったのと違うかなと。

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試合後の光景でちょっとびっくりしたのは選手のファンサービス。
フェンス越しに待ち構えるファン1人1人に対し、ほぼ全ての選手が丁寧にサインや写真撮影に応じるという。

家族や知人との会話に花を咲かせたり、出迎えるファンとハイタッチするなど雰囲気が日本でいうJFLな感じですごく身近な感じがして興味深かったです。

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サッカーのレベルや戦術は国ごとに特徴があるのは当然のことですが、オーストラリアリーグの印象はよくいえば豪快、悪くいえば大雑把な感じ。スピーディーな展開のJリーグと比べるとゆったりな感じに退屈してしまうかもしれませんが、局面の競り合いを見れば迫力は十分。豊かな体格を生かしたプレーも目立つので、技術の高さでは定評のある日本人プレーヤーが活躍しやすい環境かもしれません。

若手もベテランもぜーんぶひっくるめて、さらなる成長を求める場所としてオーストラリアという選択肢が主流の1つになっていく予感は十分に感じられたので、これからも注目していきたいと思います。

いっそのこと今回の永井選手の移籍をきっかけにパートナーシップでも結べばお互いにもプラスやと思うねんけどな。

オフシーズンの有効活用もできるし海外経験も積むことができる。そしてプレイヤーの可能性を見いだすには国内リーグの移籍よりももっと活躍の場が広がるかもしれないし。

そのうち若手選手が武者修行的にうじゃうじゃ来ているリーグになっていたりするかもしれませんし(笑)。そういうのも悪くないんですけどね、成長していける場であり、リーグを盛り上げる存在になるのならば。

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2012年12月31日 (月)

たまにゃOBをたずねてみる(2:永井龍編)

ずっと前から訪問してみたかった地、パース。

「世界で一番美しい街」と呼ばれるオーストラリア西部の都市のサッカークラブにまさかセレッソのアカデミー出身のプレイヤーが移籍するなんて話は夢にも思ってなくて。

正直なところ予算的にはキツかったけれど、千載一遇のチャンスが訪れたので行ってまいりました。

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永井龍選手。セレッソユース出身者初の海外組になるのかな。
(写真はU-18所属当時)。

【略歴】
 2004~2006 セレッソ大阪U-15津守
 2007~2009 セレッソ大阪U-18
 2010~    セレッソ大阪 現在3年目
 ※2012.10よりパースグローリーFC(オーストラリア)にレンタル中。

しなやかなプレーと高いセンスで幾度となく値千金のゴールを生み出し続けたアカデミー時代、トップチームに昇格してからはフィジカルの強化に伴い力強さのほうが前面に出てくるようになりました。しかしケガに苦しめられることも多く、活躍を求め続ける周囲の期待が重くのしかかった時期もあったのではと。

そんな中訪れたチャンスはレアなケースだったかもしれませんが、彼にとっては大きな再生、そして成長のチャンスに違いないと思い、その頑張りをこの目で確かめたくて行ってきました。

当然激励の気持ちが一番ですが、ほぼ未開の場所でどのように奮闘しているか興味津々、訪問時期がちょうどケガの回復直後となったため、せめてベンチ入りかあわよくばたとえ少しでもプレーが見れたらいいなと思ってスタジアムに行ってみると。

余裕をみて試合開始3時間前にスタジアムに行ってみるともうすでに会場入りしているとのこと。集合形態は各自クルマ等で会場までやってくる形式っぽい。

とりあえず試合前の練習に参加しているかどうか。ベンチ入りの情報もないままスタジアムに入ったのでどうかなと思って待っていたら。

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あっさり発見できてひと安心。ちょびっとドキドキしたのは秘密ですが。

自分の周囲には子供が数人しかいなかったことを差し引いて考えたとしても、アップ終了後に気づいてもらえたあたりは相変わらずの察知能力というかw。

するととなりの子供たちが「Ryo is on the starting list.」と教えてくれた。

…え、スタメンですか?たしかにターンオーバー制をひくとは言っていたけれどこれは予想外でした。

新聞には前節のブリスベン戦で何人かの選手が高湿度でコンディションを落としたという話もあり、しかもブリスベン~パースは飛行機で5時間半かかるのであればそりゃナットクのいく話。

まあ何にせよチャンスが訪れたのだからこれはぜひモノにしてほしくて。

特に龍については唯一の試合出場(第2節 セントラルコースト戦)で大ピンチを招くミスをしてしまったことが個人的には印象に残っていたので、ここはもう祈る気持ちで見守るしかなくて。

それが実際に試合が始まってみるとこれがまた素晴らしい出だしで。

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セレッソと同じ4-2-3-1の陣形で、2列目の左サイドで見せたプレーはイメージを覆すには十分なものでした。

体をぶつけた競り合いでも十分に優勢なのは予想はしていたけれど、サイドでボールを持ってからの仕掛けで緩急の付け方がすごくよくなっていて。

「こんな鋭いドリブルできたっけ?」と思えるくらいの印象で。

しかも相手DFはファウル覚悟で止めにかかるなど前半だけで6つ(またはそれ以上)のファールを得て、幾度となくチャンスを演出し脅威になっていました。

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味方の攻撃陣との連携も十分で、流れ次第ではセットプレーでも存在感を見せ、スキあれば積極的にシュートを放つなど間違いなくキーマンとしての働きを見せていました。

前半途中からボールがつながらなくなったことで存在感がいったんは薄くなりましたが、終盤には息を吹き返し序盤と変わらぬ質の高いプレーで最終的には左サイドからのファーのクロスで同点ゴールをアシストするという働きを見せる。

最終的には1-1とドローになりましたが、復帰初戦としては上々の内容だったと言えるのではなかったかなと。

試合後にはフェンス越し選手相手のファンサービスも1つ1つ丁寧にこなし。場内照明を減光されるくらい時間が経過しても、笑顔を絶やさず積極的にファンに声をかけながら会話していた様子は南津守や長居で観た光景と変わらぬもの。

この辺の立ち振る舞い、昔から素直に尊敬しています。ホント素晴らしいです。

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試合後にちょこっと話を聞いてみると充実した表情にこちらも一安心。

「ケガの心配をなしにプレーできたこと自体が久々でした」とのコトバが聞けたことで、10月から4ヶ月間のレンタルですでに3ヶ月が経過した中での出場にひたすら安堵、実は第2節もケガを抱えてのプレーだったとのことでその辺も安心できました。

パースは在住の日本人が多いのも嬉しい話で、たとえプロのサッカー選手だとしても実際には21才の若者として見てみれば、環境そのもので苦しい思いをする要素が思ったほど多いわけでもなかったのも安心できる要素。

この日も邦人グループの応援だけでなく、はるばるご家族の方々も訪れていたみたいで、そのタイミングでスタメンフル出場だけでなくいい働きができたあたりはホントによかったなって。


…実は日を改めて練習も見学させてもらい、もうちょいと話することができました。

たくさんのことを色々と感じた中で自分が思ったことをざっくりとまとめると。

彼にとってのパースへのレンタル移籍は「周囲が想定する以上にプラス」やなかったかなって。一回り大きく成長した姿がまた見られるかもと思うと楽しみが1つ増えた気分です。

おそらくですが、日本からの移籍先としてオーストラリアリーグってのはもっと注目されると思うし、その人数も増えてくると思う。レンタル制度の活用も含めれば、今回のケースはその草分けになるかもしれないなって。

個人的にはもっとたくさんの経験を積んでみるのもいいんと違うかなと思えたりもするけれど、この辺は人生何事もタイミングですし。どんな道を歩むにしても、どんな未知のルートを経るにしても最終的に素晴らしいサッカー人生を歩んでくれたらいいなという気持ちは素直なものなので。

まずは今お世話になっている場所で全力で成長して活躍して、かかわる人々にいっぱい幸せをもたらせるよう頑張ってほしいなと。そしてそこで新たに開ける視界が光あふれるものでありますように。

できることならば、また桜色のシャツに袖を通して躍動する龍の姿を楽しみにしています♪

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2012年10月29日 (月)

2012/10/28 第91回全国高校サッカー選手権 大阪府予選ラウンド16

昨年ごろからでしょうか。過去にU-15に在籍していて高体連にすすんだ選手たちがちらほらと試合に出場し始めたことで様子を見に行くようになったのは。

そして今年はセレッソU-18でいうところの南野拓実、秋山大地、長谷川将の世代が最上級生となり、多くのチームでU-15のOBがピッチ上を駆け回るケースが非常に増えてきた。

堺トレセンが試合会場として活用されるようになり、そんなOBたちの活躍をまとめて見ることができる貴重な機会があるのは非常にうれしい話、近大付属や大阪桐蔭、大産大付などのプリンス関西勢は時々見ることができたけれどそうでないチームを見るとなると選手権となるだけに。

そんな中今回はU-15のOBが多数所属するチーム同士の対戦に注目してみることにした。

阪南大学高校×桃山学院高校
(13:10キックオフ 堺S7ピッチ)

実は3年連続の対戦となるカードで、過去2年はいずれも阪南大高が勝利をおさめている。ちなみにこの阪南大高、U-15津守のOBが多数在籍しており、しかもその中の3年生は1年生のときからレギュラーで試合出場しているという。個性派ぞろいだけに、もしかしたら現U-18よりもU-15津守の系譜を踏んでるのではとさえ(笑)

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その阪南大高の主将を務めるのが(6)木邨竜馬【写真左】。

U-15当時は秋山大地とのダブルボランチで活躍、勝負強さが印象的なプレーヤーです。当時の輝きは色あせることなく、ええ感じで成長しているなというのが素直な感想。

対する桃山学院でもU-15西出身の(73)片岡大基が出場【写真右】。
体格面での優位性は少なくても、安定感の高い守備は十分すぎるくらいで、まだ2年生ということもあり将来を期待せずにはいられず。

さて試合。せっかくなんでOBの様子を軸に追いかけてみる。

序盤から優勢に試合をすすめたのが阪南大高。切れ味の鋭さを感じさせる攻撃を繰り返し、桃山学院は守勢を強いられる。互いにいくつかの決定機を演出するも決まらず、もしスコアレスで乗り切れたなら桃山よりのペースになりそうな感じに。

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ちなみに中盤では桃山学院(58)中村修也がスタメン出場。相対する阪南大高(7)平松瞬は持ち前のスピードに磨きが加わり鋭い攻め上がりを見せてました。

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しかし終盤に桃山ゴール前でクリアミスを拾った阪南大高が体勢を整え、最後は(6)木邨竜馬が技ありのシュート。この先制点はただの1点で済ませるには大きいものだったような。

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後半序盤に阪南大高が追加点、2-0となった局面で投入されたのは桃山学院(22)岡林郁弥。1年生とはいえ体格は遜色なく。数少ないチャンスで力強い仕掛けを見せたものの阪南大高の堅実な守備陣に対し圧倒的な存在とまではいかず。そういう意味では中盤で効果的な守備を見せた阪南大高(5)吉藤夏弥のプレーは賞賛に値するもの。豊富な運動量と激しい守備は目を引きました。

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終盤に登場したのは(8)池田力。雄大な体格を生かし桃山DF陣の消耗を狙うかのようなプレーは存在感十分。ダメ押しの3点目を決める活躍を見せました。右SBで出場した(4)蓑岡公佑も守備の間合いが目立って良くなっていて、それぞれが成長したんやなとしみじみ。

あとこの試合では出場はなかった(9)阪上里樹、スーパーサブ的な性格があるのかもしれず余裕のある展開となったのが見れなかった理由なんかなと思えたりしたけど、出場したら持ち前の鋭い攻め上がりを見せてくれるに違いなく、その辺は次回に期待ってことで。

大阪桐蔭が敗戦という波乱の展開もあったベスト16ですが、ここに来ての阪南大高の上昇度は目を見張るものがあり。そして他にも勢いを感じるチームとして大体大浪商が控えており、次回ベスト8ではこの両チームの対戦となる模様。

自分は阪南大高を「アナザーなセレッソU-18」やという思いでこの3年間見てきているので、いつぞやで対戦が実現すればなと願いもあったけれどその辺は難しかったみたい。この辺は仕方ないけれど。

ま、他に高校にも多くのOBが所属しているので肩入れ度合いは平準化したいけれど今年の阪南大高は特別な感情を抱かずにはいられないなと。もし全国的な注目を浴びる舞台に進めるなら、彼らの高い能力と熱いプレーがぜひ知れ渡ってほしいなと思います。

やはりというか全国への道の険しさもあらためて痛感しちゃうわけですが、それぞれの最高のプレーが発揮されることで注目がより集まり、1人でも多くの選手が発掘されてほしいなと思います。

そしてメディアに「え、この注目選手みんなセレッソ出身なんかいな(^_^;」と言わせてみたいなって。

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2012年8月23日 (木)

2012/8/19 日本クラブユース選手権(U-15)アディダスカップ 決勝トーナメントラウンド16

この日はデベロップカップの公式戦があったのですが、空き時間に1試合見に行くことができました。帯広の森会場では11:00キックオフで清水×札幌、神戸×広島、仙台×豊田の3試合が同時開催されていました。

最初は見慣れた神戸×広島の試合を見ようかと考えていたものの、8/17に行われた仙台×多摩の印象が鮮烈だったのでせっかくの全国の舞台、ふだん見られない試合を観ようかと思いBピッチに陣取りました。せっかくなんでカメラも構えることにして。

ベガルタ仙台ジュニアユース×スポーツクラブ豊田
(帯広の森球技場Bピッチ 11:00キックオフ)

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ベンチに掲げられたフラッグには多くの寄せ書きが。気持ち高ぶりますよね。

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ウワサに聞く前線のタレントぶりに期待していたら、実際に見た光景は期待通りのもの。豊田の必死の守備にはね返されるも、フィニッシュまでの組み立ては流動性も高く、パスのタイミングも動き出しも絶妙のもので見ていて楽しくなってくる。豊田もタテへの抜け出しから決定機までつなげゴールに迫るも前半はスコアレスで折り返し。

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後半ガツンといきたかった豊田、しかし質を落とさず真摯にゴールを狙い続ける仙台が我慢比べで相手を押し込みつつある中。途中の選手交代で入った仙台(4)織田が攻撃に厚みをもたらし、ついに仙台が先制。

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縦へ抜け出した仙台(10)佐々木匠がGKとの競り合いを制し待望のゴール。

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以降も緩めることなくペースを手中にし、豊田の選手達にいらだちが見え始めたあたりで再度仙台(10)佐々木匠がドリブルで切れ込みPK奪取、自ら落ち着いて決めて2-0と突き放す。どこかで緩みが見えても不思議ではないのに、自分たちのサッカーをやり切った仙台がそのまま2-0で試合をクローズ、危なげない勝利でベスト8を決めました。

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前線の威力に隠れがちな守備陣も必死のディフェンスを見せ、素直に「せっかくの全国ならこういう相手と戦いたいな」と思えるチームでした。そう思えばやっぱりアディダスカップのほうが厳しい相手でもやりがいなり得るものは大きいことには違いなく。

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試合後の挨拶で口々に「やった、明日学校休めるじゃんか♪」と喜ぶ様子はさすが夏休みの短い東北の中学生w。このうちの何人かは来月のメニコンカップでも会えるだろうし、再会を楽しみにしています。

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それにしても試合中によく耳にした「タクミ!」という声がするたびに3年前にU-15津守で走り回ってた現U-18のエース南野拓実を思いだしニヤついていた自分は…けっこうあぶないオッサンやったかもしれんですね(^_^;

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2012年5月28日 (月)

2012/5/13 HondaFC×ツエーゲン金沢

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ネット上で見かける数々の画像から独特の雰囲気があるなと思っていた都田サッカー場。どことなく欧州の片田舎にあるような感じの佇まいで非常に興味があったスタジアムでした。

しかし大阪からだとソコソコ距離があるのでなかなか行くこともままならなかったのですが、今回ようやくちょちょいと行ってきました。

大阪~豊橋は普通電車利用。快速乗り継ぎで3時間半で到着。思ったより近いやん♪そして今回は豊橋からレンタカー利用。ナビによると豊橋~都田サッカー場は約1時間ちょっとの道のり。途中浜名湖畔を経由するええ感じのドライブルートで、実は運転嫌いな自分でも気分が多少は晴れる(苦笑)

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スタジアムに到着したのは2時間前。ゲートにはファンかスタッフか見分けが付かない人々がちらほら。開門が試合開始1時間前と遅く、実際に開門直後もけっこうのんびりした感じでスタジアムに入っていきます。目をひくのはアウェー側ゴール裏に掲げられた所属選手の横断幕。とうぜん雄一朗のもありましたよ♪

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メインスタンド裏にはちょっとした飲食売店もあります。周囲にコンビニがないだけにこれはありがたい。
オススメはまぐろ串かつ(1本150円)。美味なのでぜひソースなしで召し上がってみてください♪

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スタンド壁面には年度ごとの所属選手、スタッフのプレートが並べられています。こういうのが1つあるだけでもクラブの歴史が語れるだけに、ぜひキンチョウスタジアムでも実現してほしいですね。

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遅めの開門にあわただしさを感じつつもメインスタンドに陣取り試合を待つ。
スコアボードの雰囲気も独特でなんかいい感じ(#-∀-)
試合前にはマスコットがピッチを駆け回ってました。

【2012JFL HONDA FC×ツエーゲン金沢】
(13:00キックオフ 浜松・都田サッカー場)

序盤から決定機を量産し金沢を攻め立てるHONDAですがなかなかゴールに結びつかない。しかしその大半がイージーなものだったため、勢いに乗り切れず時間の経過のわりにイライラが募る。

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しかもややラフ気味に球際を激しく詰め寄ってくる金沢の戦い方に、HONDAは神経質になりつつもダメージを蓄積しつつある感じ。

そんな中、前線の中心として体を張ってきたHONDA(11)伊賀が負傷退場に。正直ダメージは大きい印象。ただでさえこの日の審判は接触プレーについて流す傾向だったので運が悪い部分もあるとはいえツラいところ。

前半こそスコアレスで折り返したものの、HONDAは後半序盤にCKから押し込まれ金沢に先制を許す。以降は停滞気味の攻撃陣のてこ入れをはかるも、金沢にとっては想定の範囲内だったためきっちりケアをされてしまってはプレーの精度も下がってしまわざるを得なかったのかな。

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終盤は攻め続けてポスト直撃のシュートもみられたものの、結局0-1でツエーゲンの勝利となりました。

金沢は荒いプレーも多かったけれど、やみくもに走り回ったわけではなくて、90分という試合時間の中でギリギリおつりを残せたのが勝利につながったような感じです。気になったというか活躍したかなーと思ったのは金沢(10)石舘靖樹。アシストを記録するだけでなく、警告上等といわんばかりに相手につっかけ切ったのは結果としては見事。ただ好きな選手かというとそうとは言い切れないかなあ。ただ敵にはまわしたくないです(苦笑)

とまあこんな感じで試合内容としてはやや低調でしたが、専用スタジアムでの観戦は迫力十分でした。

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今回一番感心したのはメインスタンドの観客の雰囲気。
ファウルやタッチラインを割ったときにマイボールになったくらいでは拍手は全くない。

彼らが沸くのは厳しい守備をかいくぐってシュートしたときや成功するしないに関係なく思い切りのよいプレーをしたときくらい。選手の親戚縁者、職場の同僚や知人、または引退した選手等何らかの関係者の割合が多いのかも。

確かに長年このクラブを見守っているファンも多いのでしょうが、どことなく今までの自分の視点をひっくり返されたような気分に。

厳しく見るならこれくらいの視点で観るのも別段問題ないし自分もそういう見方はできるけれど。「選手に少しでも気分良くプレーしてほしい」という思いで最近は観てきたから、ところ変わればってことを実感したなあ。

Jは発足20年ですが、本田技研サッカー部は発足40年。
サッカーがあった場所という意味では都田は日本サッカーが打ち続けてきた鼓動が十分に感じられる場所でした。今度は雄一朗が躍動する姿を期待して再訪を企みたいと思います。

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2012年5月19日 (土)

たまにゃOBをたずねてみる(1:石川雄一朗編)

このカテゴリーが1つずつ積み重なることを願って(笑)

ユースカテゴリーを見始めてまだ6年とそう時間は経過していませんが、そんな中でもOBの選手が元気に活躍している様子は、熱を持って見守ってきた立場からすれば非常に嬉しいものです。

地元の関西や東京などであれば誰かしらタイミングを合わせて続けて見守ってくれるお仲間さんもいるのですが、そんな中で縁のうすい土地に旅立った、ずーっと気になっていた選手がひとり。

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Honda FC所属 GK石川雄一朗選手です。(写真はU-18所属当時)。
【略歴】
 2003~2005 セレッソ大阪U-15津守
 2006~2008 セレッソ大阪U-18
 2009~    Honda FC 現在4年目

レギュラー出場とはなかなかいかなかったU-18の3年間。
出場した試合も2008年クラ選の関西予選の京都戦、高円宮杯の浦和戦など苦い敗戦の印象の方が強い。接近戦やPKでは無類の強さを見せる一方、GKらしからぬ穏やかな性格がちょっとマイナスかなと思ったりも。

そんな彼が名門チームのHonda FCに入団するという知らせには正直驚いた記憶が。所属する選手はほとんどが大卒のチームなのに、特に華やかな活躍を見せたわけでもない彼に縁があったということは、目に見えぬ紡がれていくものがあったのかもしれません。

ここまで第3GKとして黙々と準備する日々を経てきたのでしょうが、こちらにしてみれば様子がわからずじまい。一度都田まで行ってみたいと思ってましたが、ようやく調整がついたので訪問してきました。

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開門前に無事到着し、しばしスタジアム周辺をうろうろしているうちに開門。
するとチケットの半券を切る選手に見覚えが。

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久々の再会です。自分の姿をみるなり「えええっ、ひ、久しぶりですっ(笑)」という反応。どうやら覚えてくれてたみたいで(^_^)

ゲート業務も一息ついた頃にちょこっと話をさせてもらいましたが、元気にやっていそうで何より何より(#-∀-)。写真の要求にも頼んでいないのにピースサインをしてくれるあたりは優しいのかサービス精神なのかはたまた天然なのかw。

試合中はメインスタンドから試合のビデオ撮影があるなど大忙し。
4年目のキャリアながらチーム最年少の彼はかいがいしく動き回ります。

※試合は別で紹介するとして。

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試合後はなんとトレーニングを開始。自前のピッチを持つチームの強みですね。スタジアムのスタンドは開放されたままで、試合後に残って見学するファンもちらほら。

密度の濃さを感じさせる約1時間の練習内容は見ていて飽きないものでした。これは自分にとってうれしい誤算。彼がサッカー選手として頑張っている姿を見られてよかったです。もし試合直後に帰っていたらチケットもぎりだけが見せ場になっていたもんなw。

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見学中にはチームスタッフや熱心なサポーターの方に色々と話を訊かせてもらいました。まだまだ成長途上ではあるものの、大きな期待を持って見守られているようで一安心。ただU-18当時から持ってるウィークポイントの克服には今でも苦労しているみたいだけれど(笑)

練習後に出てきた本人とは熱心なサポーターの方に混じってウダウダと他愛もない話に終始。ここで伺った彼の様子もああナルホドと思えるものばかり。

「石川くん、いつも最後まで居残りで練習しているんですよ。まだ危なっかしいけど上手になってきてますよ。」
「男前で優しくて背が高くて。ただGKにしてはおとなしいのでもっとガシガシいってほしいです。」

…変わってないな、ええ意味で。少しひっかかる部分も含めてなんか嬉しくなってくるワ(# ;∀;)

ピッチ上に1人しか出場できないGKはほんと我慢を強いられるポジション。
本人もそのことは重々承知しつつ日々頑張っているようなので、いつかその頑張りが報われてほしいなと。

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今度は試合で活躍する姿をぜひ。写真のような笑顔を勝利の瞬間に見られることを願って。そのうちやってくるであろう大きな見せ場の到来、心から楽しみにしています。

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2012年1月 5日 (木)

2011/12/31 第90回全国高校サッカー選手権 1回戦

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えーと、年末年始は選手権観戦のため東京に滞在していました。

天皇杯決勝などで何度か来たことはあるけれど、高校選手権に限定すれば奈良育英に楢崎正剛がいて、市立船橋に式田高義がいた頃以来になるからもう20年弱の年月が経過していることになるってことか。そう考えればオラもかなり年とったなと(苦笑)。

なんせ選手権は一発勝負のトーナメント、どんな強豪校でも80分を引き分けに持ち込まれると即PK戦となるため実力通りの結果になるとは限らない。ここ近年は各地で長期間のリーグ戦が整備されつつあり、しかも今年はプレミアリーグが始動したことで並行する大会でのやりくりに苦心する流れになってきているのは数多くのプレミア組が地区予選で敗退するという結果にあらわれている。特に富山第一や東福岡が負けるとは夢にも思わなかったな、セレッソとの対戦ではいいサッカーしてたのに。

【桐光学園×初芝橋本 12:05キックオフ】

さすが地元登場とあって場内は映像装置周辺のゴール裏席を除いてほぼ満席の状態に。
初芝橋本を見たことは何回かあるけれど、いずれもU-15和歌山とBチームの練習試合、ただでさえ印象に残りにくいので実質初見ということになる。
新年度にはU-15和歌山の1期生も何人か入学すると思われ、個人的な注目度はこれから増していくのかなと想像しています。

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序盤は初戦特有の硬さが見られる桐光に対し、初橋が縦への素早い攻めで守備陣の裏をつき決定機を演出する。時間の経過とともに初橋がペースを緩め始めたところを桐光が(10)佐野弘樹を中心に前線から激しいプレスを仕掛け徐々にペースを掴む。

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桐光の優勢が続く中得た左FK、キッカーの(10)佐野がニアサイドに落としたボールを(2)大田隼輔が右足で押し込み桐光が先制する。前半はこのまま桐光ペースで進むも1-0で折り返し。

後半仕掛けたのは初橋、ショートパスでつなぎつつ前線への素早い攻めから前半序盤と同様に決定機を積み重ねる。
しかし桐光の守備陣も高い集中力を見せ、ギリギリのところで得点を許さない展開が続く中、なお粘り強く攻めた初橋が残り10分に得た右CKが一旦弾かれるも、再度上げたクロスを初橋(4)井筒陸也が頭で押し込み同点。

完全アウェーの状態で決めるゴールはさぞ気持ちええやろね。ホームの大声援が静寂に変わる瞬間は胸の空く思いがします(-v-)。
以降も初橋は緩めることなく攻めを繰り返すも、桐光も負けじと仕掛けて決定機を演出し、タイムアップの笛まで息をつかせないハラハラする展開でPK戦を迎えました。

勢いは粘り強い攻めが得点にようやく結びついた初橋と思われましたが、残念ながらPK戦では4人目が止められてしまい試合終了。

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最後に歓喜に包まれたのは地元の桐光学園でした。前評判が良かった桐光(10)佐野はウワサに違わぬいい選手でしたが、初橋では(8)井上がいいなと思いました。

それぞれ次の進路がわかれば、また大学サッカーを見る楽しみが増えてくるんでしょうかね。いずれまた元気にサッカーやってる姿が見られたらいいなと思います。

【星稜×米子北 14:05キックオフ】

今回の東京遠征の目的の半分はこの試合にありました。
セレッソU-15津守のOBで、星稜で2年生ながらレギュラーの座を掴んだ彼の姿は非常に頼もしく。

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そう、置田竣也です(写真は左:2008年12月/右:試合当日)。

U-15津守では南野拓実、藤原雅斗、秋山大地たちと同期で当時はキャプテンも務めていました。当時に比べ体格ががっしりした印象。昨年はU-16日本代表候補にも名を連ねるなど、いずれはプロとしてセレッソに戻ってきて欲しい選手です。

試合展開は星稜がやや押さえ気味のペースでポゼッションを保とうとするのに対し、米子北は奪ったボールを1トップ気味に前線で待ちかまえる(10)小笹晃にロングパスでつなげるという形が繰り返される。少々バタバタする中先制したのは米子北。ショートカウンターから飛び出した米子北(11)真木基希が星稜GK置田竣也と1対1に。GKのやや飛び出しが遅れたことで先に放ったシュートはGKの股間を抜け米子北が先制する。

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問題なく試合に入れていただけに置田のプレーはちょびっと意外でした。U-15時代にはあまり見せたことのないミスだっただけに見ている側もちょっと戸惑い気味に。

ただ試合自体のペースは変わることなく、星稜優勢で試合は進む。米子北は先制してから少々浮ついてしまったかなと。先制されたことで目覚めたという印象で、試合の組み立ての精度が上がったことで主導権は完全に星稜のものに。

迎えた前半ロスタイム、左からのクロスに対しゴール前に3人が押し上げていた段階で勝負有りと思わせる状態に。混戦の中最後は星稜(8)井田遼平が右足を振り抜き同点に追いつく。ようやく追いついた中で迎えたハーフタイム、星稜としては手応え十分で後半に臨むことになったかなと。

技術や試合運びという部分では星稜優勢ではあったものの、個々の運動量に着目すれば米子北のほうが上回る印象もあるだけに序盤に追加点をあげたほうが一気に主導権を握る展開になりそう。

すると後半開始から速攻を仕掛ける米子北に対し、星稜は足元へのパスが少しずつ増え始めリズムが少しずつ狂い始める。

そんな中試合を動かしたのは米子北(10)小笹のシュート。相手に当たりゴールポストに当たったボールは反対側のポストに転がりゴールラインを割る。
少々運もあった印象ながら、立て直しが功を奏することで2-1と米子北が再度リードを奪う。

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ここからは米子北が守備を固め、星稜が攻めあぐねるという展開になってしまうように米子北のゲームプランに沿って時間が経過する。当初は余裕が感じられた星稜も少しずつ焦りを見せ、それを見透かしたように米子北がカウンターで仕掛けるという流れに。

労を惜しまず全員が守り、走り続けたことが最終的には追加点となってあらわれ、残り約5分で3-1となってさらに守備を固められた段階で米子北の作戦勝ちが確定。堅守速攻のお手本のような試合運びで結局米子北が2回戦進出、星稜は残念ながら初戦敗退となってしまいました。

相手の策にはめられたというかトーナメント仕様の戦い方をどれだけ徹底できたかというか。

星稜にとっては不完全燃焼やったやろなと。ホントはもっと見ていたいチームやってんけど、これが選手権ってものなんでしょうかね。

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試合後は置田と久々の再会。覚えて貰っていてほっとしましたw。

北陸はゴハンの美味しいところなんで、ガンガン食ってフィジカル上げて、とりあえずは残り1年を最高のカタチになるよう頑張って欲しいです。

※あと大阪を離れてからケータイが不調(壊れた?)らしいので、もしこのブログを見た置田との連絡がままならない友人や同期は彼に連絡先を何とかして知らせてやってください(^_^;

高校生世代の見方がセレッソ基準となってしまいがちな自分にとって高体連のチームの印象はやはり「夏以降の伸びがすごい」という印象には変化なく。

技術面ではJの下部組織に分があるかもしれないけれど、一体感という意味では上回る要素を数多く持ち合わせているように思います。特にここ最近は自分がU-15で見てきた選手が出場するようになってきているので見守る対象が増えたのは嬉しい限り。

2日後には西が丘で作陽の試合があるので非常に楽しみです。世間は第2試合の方に注目が集まっているみたいやけどさてどうなるやら。

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2011年11月16日 (水)

第90回全国高校サッカー選手権 岡山県決勝

自分がU-15世代の試合を意識してみるようになってから4年が経過しました。

当時の3年生は今年のU-18でいえば小池佑平の世代になるわけですが、この期は今思えば例年になく昇格が少ない世代でもありました。

そんな中4名のOBが岡山県の名門である作陽高校に進学しサッカーに打ち込むことを知り、いつか応援に行けたらいいなと時々気にしていたら、ようやくその機会に恵まれることに。

※画像はいずれも2008年。U-15津守所属時のもの。

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MF川崎峻吾。クラ選の清水戦で決めたゴールは値千金だった。

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DF戸口大。SBとはいえ高い身体能力と堅実な守備が印象的。

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MF園村慎平。献身的にピッチを動き回る姿は頼もしかった記憶が。

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MF住田昌樹。見た目のオボコサと大人びたプレーとの落差が強烈で。

そして現2年生でもU-15西出身のOBがプレーしています。

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世代別の日本代表候補にも選ばれたDF河面旺成(画像は2009年。)

レギュラーを奪取したとか試合に出ているとかよりも、ケガせずにきちんと3年間やり切れたかどうかだけが気になっていたので普通電車を乗り継いで岡山まで行ってまいりました。

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会えたらいいなと思っていた選手の保護者のみなさんにもあっさり再会することができ、バックスタンドで一緒に応援させていただくことにしました。タオルマフラーを分けていただいたり、各地の名産品やお茶をよばれるなど、OBでも保護者でもない自分に対し色々と手厚くもてなしていただき、この場を借りて心より御礼申し上げます。

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スタンドにはベンチ外となった川崎峻吾、戸口大と再会。なにせ3年ぶりですし、当時は自分も見始めたばかりの頃なので記憶はあいまいやったのは仕方ないか(苦笑)。ただでさえ1学年で50人以上も在籍する巨大なサッカー部なので競争を勝ち抜くのは大変やろけど、それこそ元気な姿を見られたことが非常に嬉しくて。

※ちなみにベンチ外の3年生は寄せ書きの詰まったTシャツを着ての応援。

ちなみに河面旺成はケガでベンチ外、最近は出場機会もあった園村慎平もベンチ外となり、住田昌樹もベンチ入りとピッチ上のプレーを見られる可能性は低いかも。

【玉野光南高校×作陽高校 12:05キックオフ カンコースタジアム】

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岡山の高校サッカー界ではお約束のカードともいえるだけに、手の内を知り尽くしたものどうし、互いの長所を出させない展開になることは想定内とはいえ序盤に繰り広げられたフィジカル勝負のパス皆無な蹴りあいで始まった時は正直どうなるかと不安になりましたがw。

先につなぐ意識をみせたのは玉野光南でしたが、スピードと個人能力でまさる印象の作陽のほうがチャンスの数は多かったかと。

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後半早々には作陽が左CKからの折り返しをヘッドで押し込み先制。

セットプレーが得意ということも教えてもらいましたが、プレースキックを任された(10)高瀬龍舞のクオリティの高さには感心。小柄ながら姿勢もいいし、期待感をもたずにはいられない佇まいは全国でも楽しみです。

玉野光南も必死の攻撃を見せますが、決め手に欠いたまま時間だけが過ぎて行った印象も否めず、結果としては少々力差があったのかもしれません。結局作陽高校が1-0で勝利をおさめ、7年連続の全国出場という記録を打ち立てました。

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試合後は地元のテレビ局で放映されるニュース向けに何度も撮影が繰り返されました。表彰状を持ってるのが住田昌樹、髪型は変わったけれど面影は濃いほう?

この写真には他にもOBがうつってます。時間があれば探してみてくださいね♪

3年間の高校生活は色々と大変だったとも伺いました。J下部組織の出身ということで先輩から疎まれたり理不尽ないじめを受けたりもしたんじゃないかなと想像します。しかし3年間やり切ったことも凄いことですし、数多くのライバルとの争いに身を置いて得られたものも大きいものじゃなかったかなと想像します。

セレッソのU-18でそのプレーが見られないのは残念だったけれど、自分としては少しでもセレッソのシャツを着て選ばれしプレーヤーとして頑張った選手たちであることには変わりないし、可能な限り注目しつづけたいと思います。ただでさえ物覚えの悪い自分ですが今後も意識していきたいですね。

…さて。全国出場を決めた作陽高校、選手権に向けてまたレギュラー争いがあるとききました。晴れの舞台を目指して、セレッソ大阪U-15カテゴリーのOBが活躍できる姿を楽しみにして選手権を待ちたいと思います。

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2011年9月 4日 (日)

2011/8/20 第66回国体近畿ブロック大会 サッカー競技成年男子

金曜日の段階では「日本平に行くか家でゆっくり休むか」という選択肢だったのですが。
国体の近畿予選が週末に開催されると知り、取り急ぎスケジュールの確認を行う。

神戸の下部組織のレジェンド的存在の方に詳細を教えてもらったところ、三木防災で開催されるとのこと。
11:00から競技場で成年男子、14:00からは球技場で少年男子と2試合続けて観られることが判明。
特に少年男子は大阪選抜でセレッソ大阪U-18のU-16世代が出場するとのことでこの段階で三木遠征はほぼ確定です。

さらに成年男子の試合についても、個人的には魅力的な要素がいくつもあり、ここまでくれば思いがけない上積みだらけ。
十勝から帰阪してのんびりしたいという気持ちもありましたが、せっかくなので朝から行ってきました。

【兵庫県選抜-奈良県選抜】
(三木総合防災公園陸上競技場 11:00キックオフ)

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FIFAアンセムが鳴り響く中、成年男子の第1試合、兵庫選抜×奈良選抜がキックオフ。
ちなみに本大会(山口国体)に出場するためにはここで勝利をおさめ、シード権を有する京都選抜との試合でもう1勝する必要があります。

兵庫選抜は関西サッカーリーグ1部の三洋電機洲本とバンディオンセ加古川の連合チームの色が濃く、一方奈良選抜は、こちらも関西サッカーリーグ1部で首位の奈良クラブがそのままエントリーしている。
Jリーグ昇格を目標としている奈良クラブにはJリーグ経験者も多く所属しており、記憶に新しいところを1人取り上げると奈良GK(1)日野優が目をひく。

徳島ヴォルティスからの移籍となるも、印象深いのは2008年まで所属したFC岐阜での守護神ぶり。元気に活躍している様子をこういうかたちでも知ることができると安堵とうれしさが入り混じる。

ただ今回はリーグ戦ではなく国体の近畿予選。
両チームのやる気度合いは正直掴み切れないが、実力的にも逼迫した好勝負になる予感。

一番の魅力的な要素は奈良(4)の三本菅崇の出場。
現在は奈良クラブに所属していますが、前所属はライシーズンの松本山雅FC(JFL)。

山雅が北信越リーグに所属していた2009年までは主力として活躍しており、体格を生かした気迫あふれるプレーでJFL昇格に貢献した。自分も2007年にアルウィンで信州ダービーを観て以来、数度にわたり山雅の試合を観戦していたので馴染みが深い。なので背番号は山雅時代の13番でないと自分はまだ違和感を覚える(笑)

この試合では中盤の守備を任され、めまぐるしく変化する天候とピッチコンディションに苦しみつつも落ち着いたプレーを見せてくれました。終了間際に見せた、同点ゴールの起点となる前線へのフィードは山雅時代に見せたプレーと重なり嬉しかったですホントに。

さて試合展開ですが、序盤こそ奈良が何本かシュートを打ったものの、時間の経過のともに素早いサイド攻撃をベースに攻める兵庫が主導権を握る。そして終了間際に獲得した左CKからファーサイドに放り込まれたボールをゴール前に折り返すと兵庫(4)平田がヘッドで競り勝ち先制。

35分ハーフという特殊な規定の中、先制点の重みはいつも以上のもので兵庫側は盛り上がりを見せる。

後半は奈良が持ち直し、幾度となくゴールに迫るプレーを見せるも得点には至らない。

すると我慢強く耐えていた兵庫が追加点。後半10分過ぎに左サイド(13)稲垣からのピンポイントクロスが放たれた段階で勝負あり。

ゴール正面で待ち構えていた(11)河野が押し込み2-0と奈良を突き放す。

この時点で20分以上の残り時間とはいえ、奈良は得点源の主力選手が前年に他府県代表で出場していたことで、国体に規定に引っかかり出場できないというハンデがチームに課されるのが辛いところ。

兵庫の優勢はしばらく続くと思われましたが、奈良は前線強化に(9)嶋を投入。すると水を得た魚のように姿を変える奈良。

すると残り5分にさしかかろうかという時間帯で、中盤からのスルーパスが奈良(7)牧にラストパスが通り、右斜めから流れるようなシュート。セレッソ大阪を1年で退団し、京都1993で不動のFWとして活躍してきたストライカーがスピード豊かに駆け抜ける。

関西リーグの得点王争いでトップに立つエースの反撃弾で2-1と詰め寄り、無得点の重苦しさから解放された奈良はさらに攻勢を強めていく。

兵庫も必至の守備で耐えるもロスタイムに突入しようかというところで奈良が劇的な同点ゴールを決める。(4)三本菅のフィードを前線のポストプレーで右に落としたところに走り込んだ(9)嶋が勢いに任せてズドンとネットを揺らす。値千金のゴールにしてはパワフルすぎて、観ている自分も思わず立ち上がってしまうくらいのもの。

ちなみに自分は奈良に肩入れして観てました。勤務先は兵庫県ですが父方の実家が奈良県なので(笑)

結局直後に主審のホイッスルが鳴り、前後半10分を戦い抜いた両チームは前後半10分ずつの延長戦に突入。ここは勢いを維持する奈良が優位に試合をすすめるものの無得点のままPK戦に突入。先行は兵庫。

お互い手堅く決めつつある中で活躍を見せたのは奈良(1)日野。兵庫の4本目に鋭い反応を見せ、さらに勝負を決める5本目も連続してセーブ。奈良が勝利を収め、翌日の京都選抜と本大会出場権を争うことになった。

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思いがけず観る機会に恵まれたわけですが、試合も白熱する展開で非常に楽しむことができました。奈良選抜は残念ながら日曜の試合で京都選抜に0-2と敗れてしまいましたが、9月は天皇杯だけでなく関西リーグの終盤戦を迎えることになるため、ここは切り替えを利かせて本来の目標に全力投球できるのではと。

…とまあ試合途中は晴れたり降ったりとせわしない天候でしたが、なんとか無事に試合が終わって良かったです。

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