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2013年3月 1日 (金)

通勤途上でみた風景にしては。

寒さも緩むある朝、いつものように出勤する途中で、何の変哲もない日常のなかでその風景は突然視界に入ってきた。

最寄り駅まで向かう道の途中に見かけたのは正座をして道路を眺めるおっちゃん。

どうやら下半身の召し物がまったくない状態で。シャツの裾を精一杯引っ張って下半身を隠しているようす。

…気味悪かったけれど、いちおう何があったのかと尋ねてみると。

「目が覚めたら路上にいて、着ていたコートとズボン、パンツがなくなっていた」

とのこと。

掘り起こせばいろいろと深い事情もあるのかもしれませんが。

少なくとも言えるのは所持金もなく下半身を露出して歩けないということ。

かと言って通勤を急ぐ自分にできることなんてほとんどないので。

「とりあえず隠すものは隠したほうが」と持ち合わせていたフェイスタオルを渡した。

するとうれしそうに素直に受け取り、腰に巻いたのはいいけれど。

「これくらいではどうしようもないねん、せっかくの親切やのにごめんな。」

とつぶやいったきり再度正座の姿勢に戻り、動く様子を見せない。

時間がもう少しあればもっとなんとかできたのかもしれないけれど。

その日の自分が抱える事情を考えるとどうしても遅刻するわけにはいかない。

そしてそんな事情を話したところで職場が理解を示す可能性は正直言って低い。

とにかく周囲に助けを求めるようにと言い残してその場を立ち去った自分。


…以降の話がどうなったかは全く知る由もないのですが、どうなったのか気になる。

無事に助かっていればいいんだけれど。

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