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2013年3月 2日 (土)

新竹って場所に興味があったので

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本来なら年イチペースの訪問になっている台湾。
訪れるのはいつも10月頃ですが、今回の訪問は日本が真冬まっただ中の1月。

いつもの単独で行く気楽さも独特の良さがあるのですが、台湾の場合は食を少しでも究めたいと考えるとそりゃ大人数でいったほうがいろいろと食べられて楽しみも増す。せっかくの夜市も一品食べるだけで飽和するということもない(笑)

そんな中、なんでも最近何かと嵌り気味な古くからのお友達が初の台湾渡航ということで、それならばとお供として乗っかることにした。航空券は一部クーポン券を使ったのでほぼ3万円の支出。これなら東京往復と大して変わらないし費用的にも問題なし。

決して余裕のある旅程とはいえないものの、そんな中でこの機会に以前から一度行ってみたかった場所に行かせてもらうことにしました。今回の渡航ではほかに台北市内の各地にも訪問したのですが、ここで取り上げるのは初の訪問地のおはなし。

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その場所は「新竹」という地方都市。新幹線で30分程度の距離なので大阪からみた姫路くらいの感覚なのかなと。IT関連企業の拠点が集中している場所と知っていたので単なる産業都市かなと思っていたらなかなかどうして、よくよく調べてみるといろいろと見どころのあるところみたい。

台北からの距離も手頃なのもありますが、新竹には廟(寺社みたいなものの道教版)の周囲を屋台が取り囲むという珍しいレイアウトの市場があるとのことで急に興味が湧いてきまして。そして名物が米粉というありきたりメニューというのも魅力。というのも常食メニューが名物と呼ばれるくらいならさぞ美味しいに違いないはず、ということが決め手になり(笑)。

予定では往復とも鉄道利用を考えていましたが、週末の優等列車(自強号など)は混雑しており残念ながら指定席は売り切れ。かと言って新幹線で向かっても値段のわりには乗り継ぎがある分時間がかかる。

ということで高速バスで向かうことにしました。多くの会社が運行している路線ですが、10分間隔での運行に魅力を感じて新竹客運を選択。

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トイレ付きの3列バスで片道で130TWD(約400円)とは非常に安くてびっくりしたけれど、サービス競争の激しい台湾の高速バスではふつうの話なんだとか。

途中いくつかの停留所を経て高速道路に入るのですが、インターの直前に途中停車したMRT大橋頭駅のあたりって過去に乗った空港バスを含めた多くの高速バスが停車していた「民權重慶路口」だった記憶が。MRTが開通したとなると考えようによっては台北中心部の渋滞を回避できる便利なバス停なのかもしれず、この辺はまた詳しく調べてみたいと思う。

台北駅を8:40に出発したバスはほぼ10:00に終点の新竹駅前に到着。
少々荒い運転とカクカクした揺れ具合に久々に車酔いしそうになったけれどなんとか持ちこたえる。

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新竹駅の駅舎は非常に重厚なもので今年で建築100年を迎えるのだとか。
ということは日本統治時代のものがそのまま使われていることになり、日本でもなかなかお目にかかれない雰囲気に海外に来ているというよりも国内でタイムスリップしたような気分になる。

他の旅程もある中の小旅行なので滞在時間は実質2時間ほど。

のんびりもしてられないのでさっそく唯一にして最大の目的地、城隍廟に向かう。ちなみに廟所に祀られている城隍神は、城市の守り神であると同時に、死者を裁く裁判官とのことで。…閻魔様っぽいのかな(-∀-?日本統治以前の18世紀頃からの建造物らしく、訪問する価値は十分にありそう。

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新竹駅から廟を横目に見つつ徒歩で10分ほどすすむと、なんか古めかしい商店がひしめきあうエリアに到着。いかにもそれっぽい入口から入ると、衣類の商店が建ち並ぶ市場のアーケード。しかしある程度奥にすすんでいくと多くの人がひしめき合い経路がすごく大ざっぱなものになり結果迷うという(苦笑)

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気を取り直してもう一度歩き直すことにした結果、なんとなくのうちに屋台村っぽいところに到着。するとホントに廟の入口があり屋台がそれを取り囲むというとっても珍しい光景が広がる。

とりあえず見よう見まねで参拝をすませ、屋台で何かしら食べてみることに。

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新竹の名物料理は先述の米粉のほかにも貢丸湯、あと現地ではじめて知った「新竹肉圓」というなんかケバケバしい色の餡がかかった肉まん。当然一通りチャレンジしてみる。今回は同行者もいるので複数の店での食べ比べも可能になるのが非常に嬉しい。

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最初に行ったのはガイドブックでも米粉の代表的な店として紹介されている「阿城號米粉」。ここでは炒米粉と貢丸湯、そして新竹肉圓とベタに一通り頼んでみる。あ、ついでに炒麺も。

米粉なんてどこで食べても同じと違うのんと軽く見ていたけれどなかなかどうして、太めのしっかり麺はコシもあり、けっこう滑らかな食感。貢丸湯に入っているつみれ団子も魚の風味が濃いわりに生臭さがなくて美味でした。

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そして?仔煎(オーアーツェン)が有名な店、「王記」にハシゴ。

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当然?仔煎の目玉メニューも美味しかったのですが嬉しい誤算だったのがここの米粉。1軒めと比べて麺が非常に細いのですが、のどごしが非常によくて個人的評価はこちらのほうが上。貢丸湯に米粉を入れたものも注文しましたが、こちらも非常にイケましたです。

※ちなみに比較の意味で次の日に台北の市場でもふつうに炒米粉を買って食べてみました。するとコシと滑らかさに明らかな差があったので行った甲斐があったことに一安心しました。もし本場以外のふつうの店が美味しかったとかなら…ねえ(笑)。 

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ゆっくりと味わいながらだったので意外と時間がかかりましたが、結果的にはもて余すこともなくいい感じの滞在になりました。そして帰りがけに立ち寄ったのが行列の途切れない「潤餅」という野菜春巻というかタコスっぽいメニューのお店。1枚ずつ丁寧につくってくれるので時間はかかったけれど、たくさん持ち帰る客も多くて興味も津々。

帰りの車内で食べてみたのですが、これがとてもイケていて。

モヤシや細かく刻んだ野菜のシャキシャキ感が印象的でしたが、細かく挽いたピーナッツがいい風味を出していました。そうそう、新竹って落花生の産地としても有名なんだそうです。

胃袋のキャパさえしっかり空けておけるなら非常に楽しい散策になるのではと。というか台湾って食が見せ場になる割合が高すぎて、少食なひとにとってはミスマッチな場所かもしれません。

それでも独特の雰囲気に身を置くことができて、しかもハズレをひくことなく土地の名物をいただくことができたのが非常によかったです。

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滞在拠点は台北が最も便利なことには違いないのですが、個人で行き先が自由に選べるのならば、一足のばす感覚の場所でいいところがたくさん見つかればいいかなというのが最近の傾向なので、そういう意味では今回の新竹行きは非常に楽しく、そして有意義なものになりました。この辺は希望を受け入れてくれた同行者に感謝(-人-)。

新竹の周辺には観光漁港や古くからの街も多く、まる1日の滞在でも飽きのこなさそうな見所が多いみたい。
日本発行の観光ガイドで台北はかなりの細部まで紹介されているのですが、その辺は他にも多くの人から教えてもらったらいいことですし。やっぱ自分の目で見て空気を肌で感じることにまさるものはないです、何事においても。

せっかくなら単独の気楽さを生かして、なかなか足を運ばない場所に行ってみて、そこで思いがけぬ遭遇があるのが旅の醍醐味なんですけどね。とか言いながら複数で行くならベタに観光ガイドに沿っていくと違う楽しみも経験してみたい。実を言えばそういうのにはすごくあこがれているのです(笑)

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そうそう、街を歩いていたら思いがけぬ光景はどこにいても遭遇できますもんね。

たとえばこういうびっくり母ちゃんのようにw。

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