4年半とはかくも短いもので(2012/11/17 南野拓実 J1リーグ戦デビュー)
全力で現地に行く予定にしていたのが急性腸炎なんて免疫低下を地でいく病にかかってしまったためテレビ録画観戦となってしまったわけですが(苦笑)
思いがけずですがついにプロデビューとなったことが感慨深く。
その才能は4種のゼッセル熊取時代の各クラブの争奪戦のようすをあとで訊く限りすごかったようで。スタッフの苦労もかなりのものやったと思いますが、その結果セレッソを通じて自分との縁をつないでくれたことには心から感謝しています。
自分が彼を見たのは2008年夏の関西クラブユース選手権。2年生ながら洗練された攻撃センスは目を見張るものがあったなって。受けのよさそうなルックスからしてこの頃から女性ファンの注目を集めていてもよさそうなものですが、なにぶんU-15カテゴリーですからね(^_^;
フィニッシュの精度はかなりのものでしたが、3年生のサポートがあってこそのものやったので「最上級生になったときにどうなるかかな」という部分も気にはしたけれど。
2009年にはクラブユース選手権で得点王になり、メニコンカップにも出場。セレッソからはたった1人の出場となったけれど、自分はこのために瑞穂まで出かけたから印象はとっても深い。よく見たら後方には石毛秀樹くん(清水)もいたりするやないの(*-∀-)
無事にU-18に上がってからは、それなりに壁にぶつかりつつもなんとか克服してきた様子には正直尊敬さえ覚えるなって。彼のすごいところは代表などレベルの高い場所で得た経験を自分だけでなく周囲にも落とし込めるところ。ややもするとただ巧いだけの選手になってしまいかねない中で、着実にレベルアップしてきたことはすごいなってホントに思う。
それがついにはトップ昇格という最重要な成果を出して、しかも早々と出場したという。本格稼働は来年からでええねんけど、たくさんの観客の後押しを受けてピッチを駆ける気分ってどうやったんやろね。また知れたらいいなって思っている。
ま、U-18の公式戦もまだ残っているし、まだなし得ていない全国制覇という大目標もなんとか達成したいし。
基本個人にスポットをあててどうのこうのっているのは避けたいところやけれど、実のところ彼を知ることでU-15も見続けようと思ったし、彼のチームメートの個性も素晴らしさも知ることが出来て、それぞれにセレッソの明るい未来を見いだせそうな気にもなれたし。感謝してるんよね、ホントに。
プロになったらもっとカッコ良く撮ってくれるファンもプロカメラマンもたくさんいるやろうから自分の役目は一区切りになるやろけど(笑)。
美しいプレースタイルに魅了されてから4年半、新しいスタートを切れた場に立ち会えなかったことはちょびっと残念やけれど、着実に1つずつ段階を上げて、いつかは日本を代表する選手になってほしいなって思います。
あと「アカデミー時代の南野選手を一番撮ったのは自分だ」ってのはおそらく自分やと思うので、ちょびっと誇らしいその事実を胸にしまいこれからも見守りたいと思います(笑)。
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