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2012年11月11日 (日)

2012/11/11 第24回高円宮杯(U-15)関西大会2回戦(U-15津守)

※はじめに。

この記事ではセレッソ下部組織どうしの対戦を取りあげています。今回は自分の意思もあり、双方の目線で別々に同じ試合を取りあげることにします。

まずはU-15津守から。


夏のクラブユース選手権では惜しくも2部大会(デベロップカップ)出場にとどまり、サンライズリーグでは序盤の出遅れが響き5位に終わるという消化不良が続くU-15津守。本来であれば3チームあるU-15のチームのうち頂点にあって然るべきなわけですが、どうも不安定な部分と思うような成長曲線が描けていないのが気になるところ。

個々の自覚は十分向上している、それは通して見てきた中でプレーにもあらわれてきていると言い切っていい。ただ他にも成長の余地を残す部分も多くみられる印象があり、今回挑む最後の大会で結果を出すことでさらなる上昇を狙いたいところ。

しかしシードながら迎え撃つ初戦の相手はU-15和歌山。組み合わせの妙とはいえ早々に対決してしまうことで抱く感情はとても複雑なものになりますが、過去の例からしてこういうときの津守は無慈悲なほどの強さを見せてきている。

言い換えれば強さを発揮できないとしたら、それはピンチともいえるわけで。頭を打った回数の多さでは3チーム中最多に違いないと思われるので、「いつもこれくらい頑張ればええのに(苦笑)」くらいの内容の試合運びをできるかどうか。

セレッソ大阪U-15津守×セレッソ大阪U-15和歌山
(14:00キックオフ ビッグレイクBピッチ)

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Jの下部組織というものは総じて全力で挑んでくる格下の相手に対し、裏打ちされた地力なり能力でねじ伏せたり、質で圧倒するなりできなきゃと無責任な周囲には思われがち。しかもそれが同門であればなおさらの話。

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課題の1つである序盤の緩さは影をひそめ、持ち前の技術の高さを武器にリズムのよい攻撃を繰り出していく。そしてどことなくクールな感じでのプレーは今までに見た記憶がなく新鮮にさえ思えて。

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前半は苦しみつつも演出した決定機が非常に確率の低いケースで阻まれるなど地団駄を踏みたくなるくらいの状況、しかし焦りを生むような様子はまったくなくて先制も時間の問題と思わせたのですが、一瞬の隙をつかれ和歌山に先制を許す。

和歌山が繰り出すチェックの厳しさは今シーズン随一のレベルで、中盤でキープできたとしてもパスの選択肢が減らされるのが厳しかったなと。うまく修正しないと、前線につながったとしてもその先の工夫は乏しくなる。これは今季苦戦した理由の一つ、1点のビハインドで終えた前半からどのように考えて実行するかは成長の証明に直結するのでしょうが。

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丁寧に落ち着いてプレーしたくても、和歌山のフォアチェックが厳しく、徐々ににペースが狂わされ、体勢がなかなか整わない。そして攻撃の形ができたとしても力みが伴うため精度が下がってしまうことになる。

今までこういった局面の打開は、個々の高い能力がベースになったものではあったけれど、それにも限界があることをここにきて思い知らされることになったのは皮肉やなって。

そんな中たたみかける和歌山の攻撃を食い止め切れず、CKから2点目を押し込まれてからの戦い方がどのようなものになるかといえば。

心折れることなく、そして思うようなプレーができなくてもつとめて冷静さを維持し献身的なプレーを全員が見せたあたりは成長の跡かとも思えたけれど、なにぶんその時間が短く、そして余裕のない時間帯でしかできなかったのに「全力を出し切って悔いのない戦いができた」とはとても言えなくて。

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そして突き付けられたのは厳しい現実。

今年は不作の年だったからこの成績?自分はそんなこと全然思っていない。むしろ技術や能力の面では魅力的な選手は多かっただけに、いつか訪れるはずと思っていたブレイクスルーが結局おあずけになってしまったことで消化不良感が非常に大きい。これは悔いが残るやろと。

高円宮杯がセレッソ所属として最後になる選手も多く、賭ける意気込みもこれ以上なく強いものではなかったのかなって。力を出し切れなかったのがなぜなのか知る由もないけれど、これからのサッカー人生を乗り切るうえで得ておくべきなにかを上積みできないままってのがなあ。すごく口惜しい。

今季については個々は悩みつつすごく頑張っていたと思うし、周囲の大人のさまざまな忠告を耳が痛いと思いつつも消化してきていたのやろけど。

気付けなかったもの、気づきながら達成できなかったものについては翌年以降にそれぞれが持ち越しになるから、困難はつきまとうやろうけど頑張って突き抜けてほしいと思っている。

この試合が最後になってしまった3年生に「お疲れ様でした」って月並みな言葉を送るには色々と入り混じる感情があるけれど。それでも精一杯やったってのなら、たとえ出し切れなかったとしても心の底からねぎらいたいって思う。

高校でサッカーを続ける選手もU-18でプロを目指して頑張る選手も同じセレッソ大阪に所属には変わりなく。これからも気にかけていくつもりやから、そのときは「自分めっちゃ成長したんと違うのん♪」と喜べることを楽しみにしたいと思います。

そして2年生は今年の3年生が足りなかったものが何か客観的に見渡して、それが自分たちにあてはまってはいないかを確かめて、来年への飛躍につなげてほしいと思います。

なんだかんだで愛すべきキャラが揃ったU-15津守の面々、数年後には「やっぱり自分ら凄い世代やったやんか♪」と言いたくて仕方ない自分がいたりする(笑)。

見守ってきた側としても正直ツラいけれど、最後には言わなきゃいけないから。

U-15津守のメンバーのみんな、ホントにホントにお疲れ様でした。

それぞれの新しい舞台が希望あふれるものになることを心から願います。

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