無駄こそ大事
台風が迫っている中迎える週末の試合、明日は一部のファン+αが注目している名古屋戦です。しかし自分は年に1度の用事で台湾に行く必要があり、そのタイミングと重なってしまったため遠征できなくなってしまいました。
その用事は何かと言えば「航空券を買いに行くため」。
…これではイマイチ理解できない人も多いため極力カンタンに説明してみます。
ちなみに自分の場合、年に1度のペースで欧州方面に出かけているわけですが、そのときに利用する航空券を購入する場合、日本で購入しても台湾で購入しても価格がほとんど変わらないのです。では比較してみると。
【日本⇔欧州の航空券の場合】
・便の変更が不可能。
・盆や正月のピーク時期は予約が取りづらく、しかも高価格。
・途中降機ができないので、中継地では24時間以内の乗り継ぎが必要。
【台湾⇔日本⇔欧州の航空券の場合】
・1年間有効で、便の変更が可能。
・途中降機ができるので、日本で最大1年の滞在が出来る。
・日本⇔欧州の航空券と同価格のため、「台湾⇔日本」の航空券がオマケ感覚でついてくると思ってよい。
・ただし次の航空券を買うためには、年に1度は台湾に行かなくてはならないw。
もともとは2007年の年末にオランダに行くために安く行く方法を探していたときにタビトモさんに伝授されたマイレージ技みたいなものなのですが、これがすごく使い勝手がよくて。
(1)日本→台湾の片道航空券を手配、台湾に行く。
(2)台湾の旅行代理店で「台湾→日本→欧州(そのほかも可)→日本→台湾」の航空券を事前に手配しておき、帰国時に「台湾→日本」を利用する。
(3)欧州に行くまでの間、有効期限内なら日本に滞在できる。
(4)「日本⇔欧州」を利用する。
(5)(2)で手配してから1年以内に、残っている「日本→台湾」を利用する。
(6)上記(2)に戻る。ここからは(2)~(6)のループになる。
もし次に欧州に行くことがないのなら、(6)の段階で「台湾→日本」の片道航空券を買えばループをやめることができる。
…というわけです。わかっていただけましたでしょうかw。
この航空券のおかげで今までピーク時期に2008年にはドイツ、2009年はイングランドに行くことができました。
いい加減わざわざ台湾に行くのもめんどくさいのも事実ですが、この頃の円高状態ともなると、このループを断ち切るのはどうももったいなくて。おかげで今回も続けて購入することになってしまいました。1年以内にとりあえずヨーロッパに行かなくてはなりません。そのあと来年の今頃までには台湾に行くことも確定(+_+)
今回はホント予定もなく、宿の手配もしていません。1泊2日ともなれば観光自体をあきらめていますし。
何か1つでも楽しいトピックでもあればいいのですが。昨年の今頃は台北の映画館でヱヴァンゲリヲン新劇場版を鑑賞するというなんとも荒んだ選択肢まで追い込まれただけに。(しかも客は自分1名w)
ま、目的もなく台湾に行くのも一見無駄なことと考えられるのですが、安く便利にヨーロッパに行くためには必要なことなので、タイトルの言葉をしみじみと実感しています。少なくとも無駄そのものが無駄というわけではない、そういう実例をかみしめているところです。問題はそれを得心できるかどうかということなのですがw。
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