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2010年1月

2010年1月 9日 (土)

2009/12/29 プレストン訪問記(国立フットボール博物館)

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ボルトン-ハルシティ戦がナイトゲームということで、昼間の時間を利用してHorwich Parkwayから電車で30分のところにあるPreston(プレストン)という街に出かけることにしました。ランカシャー地方の主要都市として知られるプレストン、観光資源が特にあるわけではないのですが中央駅は独特の構造でよい雰囲気です。駅舎も駅前にある建造物も独特の重厚感を醸し出しており、旅に来た気分がけっこう高くなってしまいました(笑)

Dscf2501 Dscf2495 Dscf2534 ちなみにプレストンにはPreston North End(以下PNE)という現在2部に所属するクラブがありますが、ここは1888年にスタートしたフットボールリーグの初代チャンピォンとなったクラブであり、その栄誉を称える意味でスタジアム構内に国立フットボール博物館が併設されています。今回の目的地はここのみというわけで。駅からはタクシーで約10分(チップ込みで£6~7)、バスの場合は駅から東に徒歩5分くらいの場所にあるバスターミナルから
19番系統のバスで約10分です(£1.10)

Dscf2498 Dscf2499 Dscf2500 スタジアム敷地内にあるPNEのグッズショップで頼まれた土産を含めて色々物色してみますが気がつけば1時間近くも滞在してしまいました。
チームカラーが白と紺色ということでグッズのカラーリングはいずれもスタイリッシュでかっこいいものが多かったです。ちなみにゲームシャツのメーカーはカンタベリーでした。

Dscf2502 Dscf2505 Dscf2512 館内は無料で、FIFA創立以来の歴史やイングランドを中心とした収集品の展示がされていました。
サッカーの起源のひとつではお約束の蹴鞠やセパラクローの展示や、「ヒルズボロの悲劇」「ヘイゼルの悲劇」などの過去の歴史の説明があり、平易な英語で書かれているので予備知識が少なくても内容は理解できるかと思います。見応えはすごくありましたし、マンチェスターなどイングランド北部に行かれるさいにはぜひお立ち寄りくださいませ。
リバプールからもマンチェスターからも1時間圏内と意外に近いです。

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近々主要展示をマンチェスターやウェンブリーに移転させるという話もあるそうですが、初代チャンピォンの栄誉が軽々しく扱われているみたいでなんか釈然としない気分ですね。ただ正直プレストンだと訪問しにくいのも事実で、多くの人に触れて貰えてかつ重々しく扱ってもらえる施設になっていくのならそれもまたよしかなという気分です(+_+)

たった1ヶ所しか訪問しなかったプレストン観光ですが、市内にも数多くのみどころもあり、町中も綺麗に整っているところも多いので、また来てみたい、しかも次はフットボール観戦でぜひにと思いました。

では最後におまけ。

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博物館のトイレの扉に貼られていたプレートです。なんかクスクス笑えちゃいますよねw。

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2010年1月 6日 (水)

2009/12/28 2009/2010 イングランドプレミアリーグ(ストーク-バーミンガム)

★Barclays Premier League 2009/2010

Stoke City FCBirmingham City FC

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前泊地のウルヴァーハンプトンから電車で約30分でストークシティのホームタウン、ストーク・オン・トレントに到着です。
この日はバーミンガムシティとのローカルダービー(とHPでは報じていた)ということで、車内は両クラブのサポーターを中心に混雑していました。

ストークシティFCは通称Pottersと呼ばれ、陶器の町らしいニックネームが非常に特徴的です。昨シーズンに昇格したもののいきなり降格争いに巻き込まれ大ピンチを迎えましたが、効果的な補強が功を奏して残留、今シーズンが2シーズン目のプレミアになります。

場所的にはマンチェスター(リバプール)とバーミンガムの中間点で、いずれの町からも電車で最速1時間弱という、意外と便利な場所に位置しています。

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先述どおりストークシティのホームタウン、イングランド中部に位置するストーク・オン・トレントは良質の粘土を産出することから英国陶磁器のメッカとしても知られ、駅前にはあのWedgewood(ウェッジウッド)の創立者でも知られるジョサイア・ウェッジウッドの銅像がそびえます【上写真左】。

背後の建物はBritannia Hotel。試合日には館内のパブをサポーター向けのエリアとして開放されています(というか周辺にはほかに店がない。)

駅から町の中心街は約2kmほど離れているため、試合前の観光となるとやや不便でこれは正直残念。陶器に対する興味はほとんどないけれど、せっかくなら窯元の1つくらい見学したいと考えていただけにとりあえずホテルに面した東側の出口から反対側の出口に移動して、てくてく歩いてきます。

ちなみに駅から一番近い有名な窯元は、西側に徒歩約10分の場所にはウェッジウッドに並ぶ名窯のSpode(スポード)の工場があります。残念なことに自分が行った時は休業日でしたが、工場に併設されたファクトリーショップでは掘り出し物やアウトレット品が安価で入手できるとのこと。もし行かれる機会があれば立ち寄ってみてはどうでしょうか。

駅からスタジアムまでは2マイルほど離れているため、交通機関はタクシーかシャトルバスになります。
ただシャトルバスは試合開始1時間前の出発になるため、早めに現地に行きたい人はタクシーで行くしかありません。

最初は単独でタクシーの運転手に訊ねてみると、「8~10ポンドかな」という返事。
正直高いと感じたので同じような目的の人を駅で探して相乗りしようとしたもののなかなか見つからず、結局バスを待つことにしました。
バスは往復で3ポンド、ただし帰りのバスは駅から少々離れた場所(徒歩5分程度)で降ろされたので行き先には注意が必要です。

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約10分ほどでスタジアム東側のロータリーに到着し、スタジアムに向かう。
途中露店や独特の節回しでマッチデープログラムを売る人々の間を通っていくと。

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ここで名選手と思しき胸像を発見【上写真左】。

John Ritchie(ジョーン・リッチー)と書かれた胸像のプレートの説明を読んでみると、
のべ12シーズンをストークシティで過ごした名ストライカーらしく、343試合に出場し171ゴールを決めるという輝かしい経歴を残している。ストークシティ唯一のタイトルである1971/1972のリーグカップ時には優勝メンバーとして名を連ねている。
晩年はストークで陶磁器ビジネスを営み、2007年2月に65歳の生涯を閉じたとのこと。
胸像の新しさから察するに、他界されてから建立されたもののように思えます。
そう考えれば存命中に名選手の胸像なり銅像を建立するのってなんか変な感じがしますね。

チケット売り場やグッズショップはメインスタンド側に集中しています。
チケットのピックアップはアルファベット順に分かれており、試合開始40分前ともなると数十人が列に並び、ややもするとキックオフに間に合わない可能性もあるのでどこのスタジアムでもそうですが、グッズ購入の時間も考慮すれば早めの到着がよいように思われます。無事にチケットも受け取ることが出来、さっそくスタジアムに入場します。

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バックヤードはカウンターとテーブルが並ぶスタンディングバー形式になっており、壁に設置されたモニターを眺めながら試合開始を待つファンでにぎわいます。壁には過去の栄光を示すパネルも飾られています。ちなみにこの時間帯はトットナム-ウェストハムの生中継があり、トットナムFWデフォーのゴールにどよめきが起こっていました。

スタジアムの食事情はミートパイ、マフィン、ホットドッグ、ハンバーガーあたりが揃っていてビールも売られています。ビールを飲みながら近くにいたファンとちょっとした会話をしていた中で場内に色々なメニューが売られている店があるという日本のサッカースタジアムの話をすると、「楽しそうだけれど食事をわざわざスタジアムでしなくてもいいんじゃない?」という反応でした。プレミアに限らずイングランドは全席指定やもんね。スタジアム周辺に数多くのパブがあることを考えればお国事情の違いに興味を覚えました。

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スタジアムのつくりはスタイルは伝統的な雰囲気の中にもモダンな感じがあり、非常に観戦しやすそうです。
チケット代は£37(約5500円)、高い印象を受けますがビッグ4だと£50をゆうに超えるので場所を考えればお値打ち感があるのかもしれません。
何よりイングランドは対戦相手によって価格が決まるカテゴリー制をひいているので、今回の場合はローカルダービーということもあって
高価格帯のカテゴリーに分類されており、相手によってはもっと安くなります。

ちなみにストークシティのホームグラウンド、Britannia Stadiumでは予約制ですがスタジアムツアーも実施されています。
価格は5名以下で20ポンドと明らかに団体向けの価格設定ですが、場所を考えると…少し不便かもです(苦笑)

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当日のスターティングメンバーがビジョンに表示されていますが、日本でも知られているのはストークの場合はGKソーレンセン(デンマーク代表)、FWビーティー(元イングランド代表)、MFデラップ(アイルランド代表)。バーミンガムのFWベニテス(エクアドル代表)、MFマクファデン(スコットランド代表)、MFボウヤー(元イングランド代表)。

特に注目はロングスローで知られるデラップではないかと。

どんだけすごいか、試合中に撮影した動画でよければどうぞご覧ください↓↓

…ふつーにセットプレーになってますね。トニー・ピューリス監督が彼のスローインを戦術の柱に据えている理由に納得できます。基本的には守備的かつロングボールを多用する戦術を採用するものの、過去に彼が担当したのべ7つのクラブはいずれも降格をまぬがれており、やりくり上手な監督として知られています。日本で言えば小林伸二(モンデディオ山形監督)あたりをイメージすればわかりやすいでしょうか。

さて試合はというと。

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どちらのチームも縦方向への速攻を狙う状態でのゲーム進行だったので見ていて忙しい試合だったというのが総じての印象でしたが、ただそれはロングボールの応酬ばかりではなく、中盤での激しいボールの奪い合いを制した側が攻撃の権利を得てシュートまで持ち込むという感じで、チャンスの数だけで言うなら双方ともに相当数の機会がある好ゲームだったように思えました。

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ただバーミンガムシティのボール運びは自陣でのスローインを与えない意識がわかりやすくて、タッチライン沿いの攻防は見ていて興奮を覚えずにはいられません。ストークシティ側のスローインになろうものなら、それは即セットプレーを意味するものになるため独特の緊張感の高さに見ている側も新鮮さを覚えました。

スコアは後半5分にセットプレーからのこぼれ球をバーミンガムFW(10)ジェロメが泥臭く押し込み、以降のストークシティの猛攻をしのいで0-1でアウェーのバーミンガムシティが勝利をおさめました。個人的には思いがけず力の接近した好試合を見られたことを幸運に思っています。

この記事を皮切りにあと3試合、ぼちぼちUPしていきますので気が向いたらまた目を通してみてくださいね。

最後に気になった画像を1枚。

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ビジョン後方のスタンドの隙間から試合を眺める人々。「もしかしたらタダ見スポット?」と思い試合後に様子を見に行くと。

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多少の目隠しはありましたが客席、ピッチは約30%くらいの割合で見ることができそうです。ですがストークシティのチケット購入はそう難しいものでもないので事前の準備をおすすめしておきますね笑)

オンラインチケット購入はこちらから。

前もって住所、氏名、使用するクレジットカードを登録すれば座席も選べるシステムなんでもしよかったら参考にしてくださいね。

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2010年1月 1日 (金)

新年の御挨拶です。

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あらためて旧年中にお世話になった方々に深く感謝するとともに、新年を迎えるにあたり2010年が皆さんの過去最高を更新するような年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

えーと、たった今無事に帰国しました。

また現地での旅行記録なりをボチボチ更新していきますので、もしよければ目を通してやってくださいね。

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